次回の米ロ交渉「来週に実施予定」 ロシア高官が明らかに
(VOVWORLD) - インタビューの中でドミトリエフ総裁は、エネルギー分野などからロシア市場を撤退した多くのアメリカ企業から、復帰を望む声が寄せられていることにも言及しました。
2019年6月28日、日本・大阪での会談に臨むロシアのウラジーミル・プーチン大統領(左)とアメリカのドナルド・トランプ大統領(写真:AA/TTXVN) |
アメリカ・ワシントンを訪問中のロシア直接投資基金(RDIF)のキリル・ドミトリエフ総裁は、次回の米ロ交渉が来週にも行われる予定であると明らかにしました。これは、6日に放送されたロシア政府系テレビ「第1チャンネル」のインタビューで述べたものです。
ドミトリエフ総裁は3日、トランプ政権の中枢メンバーと会談し、経済問題や米ロ関係の今後について協議したと説明しました。その上で、「関係正常化に向けた前進があった」と述べ、一定の成果が得られたとの認識を示しました。
インタビューの中でドミトリエフ総裁は、エネルギー分野などからロシア市場を撤退した多くのアメリカ企業から、復帰を望む声が寄せられていることにも言及しました。
米ロ間の関係が緊張する中、今回の訪問と今後の協議が関係改善につながるかが注目されています。(中日新聞)